バイク盗難



バイクが盗まれてしまった。

カワサキのZephyrχという400ccのバイクだ。買ったものの乗っているヒマがなかったのだが、新書執筆が一段落したので、ちょっと出かけようかという気になろうとしていた矢先のことだった。

狙われていたのだろう。シートをかけてU字ロックも施錠していたのだが、地上物に固定してはいなかった。

残念である。せめて大事に乗ってくれればいいのだが‥‥。



・追記

翌日、バイクの軽自動車税を支払えとのお達しが市役所から届いた。
軽自動車税は、4月1日時点での所有者にかかるので、盗まれて無くなっていても払わなければならない。
盗人にではないが、追銭ではある。

それにしても絶妙のタイミングというほかない。


・追記2

 盗難の影響は新書執筆にも及んでいる。

代わりの足を買いに行くために時間をつぶした、という物理的な影響。そして、何となく心寒々として書く気になれなかった、という心理的影響。

悪意に触れて心冷える思いをするのは、「職業的必要」だと言ってもいい。「正しさ」について考えることは、自らと他の「悪」と向かい合う作業にほかならないからだ。

何度も繰り返していることでありながら、どうしてもわたしは慣れることができない。そして、それで良い、いや、そうあるべきだと思っている。「悪」に慣れることは、倫理的感性の鈍磨だからだ。

なお、新書の出版は12月になりそうだ (この決定は盗難と関係がない、念のため)。


・追記3

 盗まれてから2か月以上たつが、予想通り、バイクは発見されない。このくらいで警察は捜査してくれないのはやむを得ないところ。犯罪に使われたり、無惨な姿で発見されるよりはましか。世界のどこかで元気に走っているならそれでよしとしよう。

 税金を払い続けるのはバカバカしいので、廃車することにした。平日に陸運局へ行くのはムリなので、代行を頼むことにしたが、手数料が15,750円。またしても追銭である。しかも、代行してもらうための手続きには出かけなければならないから、完全に手間が省けるわけでもない。

 まぁ、滅多にすることのない経験として楽しむしかない。






 | トップ  | 番外地目次  |