Gazette廃刊



"The i-N Gazette"の新しい号が配信されないままに、配信元・Pubzine がサービスを停止した。正式な告知はないのだが、これで事実上廃刊が決まったと言っていいだろう。

別の配信元を見つけるとしても、厳しい状況になることは目に見えていた。熱心な読者で毎号必ず目を通してくれるような人は、別の配信元をアナウンスすれば、すぐに登録してくれるかもしれない。だが、そういう人はたぶん多くないので、部数は大幅に減ることになっただろう。

最新号を配信しないことにより、別の配信元に移るアナウンスをする最後の機会が失われた。仮に別の配信元で継続するとしても、一からやり直すのとほとんど同じことになる。

わたしの最後の原稿はすでに送ってあったのだが、日の目を見ないことになった。もちろん、このサイトに掲載することはできるのだが、少し形を変えたほうがいいかもしれない。

これでよかったのだ、という気もしている。送った原稿はかなり軽いものだったからだ。最後の原稿としては、まだしも前回配信のほうがいいだろう。あれはアレで問題があるのだが。

最後の原稿としてふさわしいものは、別に考えていたが、Gazette側からの廃刊決定の通知をわたし自身が受け取っていない以上、それを書くわけにはいかなかった。

"Thinking like Singing"は、わたしにとっては新しい試みであり、書く機会を提供してくれたGazetteには感謝している。そしてなにより、連載を読んでいただけた読者の方々には厚くお礼を言いたい。書くことが大嫌いなわたしが曲がりなりにも連載を続けることができたのは、感想を書いて送ってきていただけた方々のお陰である。すべての読者にこの挨拶を届けることができないのがとても残念だ。

ありがとう。そしてさようなら。




●追記

Gazetteが廃刊するという知らせを受け取った。わたしの最後の原稿の配信予約はしてくれていたのだそうだ。Pubzine が、「駆け込み需要」でパンクしたのかもしれない。






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