校了



初校を送った。三校まであるそうだが、実質的な変更はもうない(すべきでない)ので、これで新書の仕事はほとんど終わったということになる。

この新書は、自分が何をしているか、正確に言うと、自分が何をしていると表現すべきかについて改めて考えるいい機会になった。わたしのしていることは「法哲学」と表現すべきではないかもしれない。新書では「法哲学」ということばは全く使わなかった。それはもちろん、どういうレッテルが貼られているかは読者にとって重要ではないと考えたというのが最大の理由なのだが。

わたしにとってこの新書がどういう意味を持っていたかについては、いずれ書いてみたいと思う。



●追記

筑摩書房から電話があった。再校は18日に出る。そして再校でも直していいということだった。

嬉しいような、苦しいような、半端な状態だ。気になる部分を直せる機会という点ではありがたいのだが、根本的に書き換えることは時間的にもできない。小手先の修正はかえって質を下げる可能性がある。

たぶん、きっぱり諦めて別のことをしたほうが生産的なのだが、直せると思うとやはり直したくなってしまう。





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